非常に多機能かつ無料のブログアプリケーションの名称。同類のものとして、有名な「MovableType」があります。
WordPressはオープンソースのブログ・CMSシステムの一つです。世界で最も使われているブログツールともいわれ、WordPressの日本での人気も急速に高まってきています。2004 年にバージョン1.0がリリースされたWordPressは、2008年12月にバージョン2.7がリリースされました。開発には世界中の開発者が参加しており、定期的なバージョンアップが行われています。バージョンアップを重ねるごとに、高機能になるとともに、非常に信頼性が増してきています。
ウェブ標準規格準拠
WordPressで提供されるソースコードはW3Cのウェブ標準規格に準拠しています。これによりSEO効果が高く見やすいWebサイトを構築することができます。再構築の必要なし
WordPressではリクエストにしたがってページが動的に生成されます。このため、デザインテーマを新しくしたときに再構築する手間がかかりません。静的ページ機能
WordPressでは、通常のBlog記事のほかに静的なページを作成することができます。これにより、自己紹介などのページを簡単に管理することができます。テーマ機能
WordPressではデザインとプログラムが分離されています。デザインテーマを変えるだけで Blogの外観を簡単に変える事ができます。トラックバック・ピング機能
WordPressはトラックバック、ピングに対応しています。他のブログとの連携やBlogサーチエンジンへの更新通知が簡単にできるようになります。コメント機能
WordPressでは、記事ごとにコメントを投稿することができます。プラグイン
WordPressではプラグインを追加することにより機能を拡張することができます。主なプラグインとしては、ページキャッシュやスパム保護などがあります。ユーザー登録機能
WordPressにはユーザー登録機能があります。これにより管理者だけでなく複数のユーザーでBlogを作成したり、ユーザーが自分のコメントを管理することができるようになります。■WordPressは商用利用が可能オープンソースである
WordPressは、商用目的でもフリーでも自由に利用できます。 WordPressを導入する理由の一つとして取り上げられる点として、この無料で使用できるということは大きいようです。一方、WordPressとともによく比較されるMovable Typeでは、商用利用には基本ライセンス料が必要となってきます。■SEOとWordPressの関係
WordPressは、SEO効果が非常に高いとよく言われます。例えば、パーマリンクが検索エンジンがクロールしやすいように設定することができます。また、WordPressのテーマは自由にカスタマイズすることができるので、検索エンジンに最適化したコードにすることができます。また、SEO効果を高めるプラグイン数多く用意されています。■ビジネスで利用するときの注意点
無料で使い勝手が良い反面、誰でも改変できるフリーソフトなため、不安に思われるかもしれません。そのため、次のことに注意して、利用しましょう。- WordPressに登録する情報は公開しても問題ないものにする
- データーベースのバックアップを定期的に行う基本的には、普通のホームページと同じようなことに注意していれば問題ありません。また、プラグインの動作確認を行ってから提供していますので、安心してご利用頂けます。